2021-01-01から1年間の記事一覧
公益財団法人鉄道弘済会が発刊している「社会福祉研究」の最新号に実践報告を掲載して頂きました。福祉業界において歴史ある雑誌にこうして掲載の機会を頂けたことはとても嬉しいです。 お題は「弁護士とソーシャルワーカーとのより良い協働を目指して〜弁護…
インハウスロイヤー(企業内弁護士)に関する記事。 僕も現在は半分はインハウスとして働いているので共感する。 ライフスタイルとの兼ね合いでも実は在野の弁護士としての働き方よりもインハウスのほうがあわせやすい部分があるようにも思う。 "自らが企業…
友人の風間暁さんをはじめ、被虐待等の経験者中心に立ち上げられた「こども庁」への名称変更を求める署名キャンペーン、及びこうしたアクションを支えるための関連団体・専門家ネットワークが立ち上げられました。 kodomo-cho.net 『「こども庁」というネー…
本日は東京都及び特別区の児童相談所児童福祉司スーパーバイザー向け研修の講師のおしごと。 講師陣の皆様が錚々たる顔ぶれで身が引き締まる思いでしたが、僕のポジショニングだからこそできるお話をさせて頂きました。 そもそもの人権擁護というお話から始…
『マジョリティからみて不快に感じるおそれがある』という理由が当然のように権利を制約する根拠として捉えられているように感じられて怖いなぁと思う。 悲しいことに最近では弁護士でもこういうことを平気で言う人をみかける。少数者の人権保障の観点はどこ…
先日の野田大臣への政策申入れについて福祉新聞で取り上げて頂きました。 アフターケアの標準化に向けて引き続き現場で出会う若者や支援者の声を届けるお手伝いをしていきたいと思います。 www.fukushishimbun.co.jp 参考:野田聖子大臣への訪問・政策提言を…
子どもの孤立に取り組む認定NPO法人PIECESさんが実施しているCforCプログラムの講師を今年も務めさせて頂きました。 PIECESさんは、子どもはこういうものだとか、子どもにこう関わるべきだといったわかりやすさ、明快さよりも、わかりにく言語化しにくい「余…
大学院のゼミ参加のため清瀬のキャンパスへ。実は清瀬のキャンパスに来るのは入試で来て以来です汗。コロナの影響で一年目は全面オンライン、二年目も秋までは全面オンラインとなると誰が予想できたか。 本日、無事、研究論文を仕上げ期日までに提出すること…
本日は世田谷出張。世田谷区児童相談所で専門里親さん向けの研修講師を務めさせて頂きました。 里親制度は制度的には様々な難しさを内包していて、里親さんが養育において抱える不安や葛藤も少なくありません。ましてやそれが専門里親さんとなるとより複雑。…
先々月号、先月号に引き続き『こころの科学』221号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『最後は何もできないただの人として』。 アフターケアという立場から子ども・若者のその後に関わる中での葛藤や気付き、そしてそん…
千葉県&千葉市の精神保健指定医会議でパネリストとしてお話させて頂きました。テーマは「児童思春期の非自発的治療」。 思春期年齢の子どもの精神科医療への非自発的治療については入院の場面から退院に関する関わる機会が少なくないのですがそうした経験等…
*1 / 8px; background-color: var(--surface-background); box-sizing: border-box; width: 590px; box-shadow: 0 1px 2px var(--shadow-2); font-family: inherit;"> 僕がアフターケア等で関わる若者にはどういうわけか男女問わずオタク率が高い。なんとな…
千葉県弁護士会・日本弁護士連合会・ちば子ども若者アフターケアネットワーク共済のシンポジウムが開催されます。 日弁連貧困問題全国キャラバン記念シンポジウム 「すべての子ども・若者の育ち直し・学び直しの保障へ」<1月8日開催>|お知らせ|千葉県弁…
今年も日本子ども虐待防止学会の公簿シンポジウムで学会発表をします。 今年は『多角的な視点から子ども家庭福祉領域における福祉人材の確保・育成・定着を考える』と題しまして、福祉人材育成をテーマにした発表を行います。 子ども家庭福祉領域は様々な新…
本日は、首都圏若者サポートネットワークの村木厚子さん、宮本みち子さん、藤井康弘さん、全国自立援助ホーム協議会の恒松大輔さんと一緒に野田聖子大臣を訪問して政策提言を行いました。 首都圏若者サポートネットワーク、全国自立援助ホーム協議会、アフタ…
大学院の授業。社会的養護実践論最終回。ケアワーカーが原点でもある僕としてもケアの中心を担う社会的養護の実情は毎回とても興味深いものでした。これまでにも長い歴史の中で色々な人達の想いやときには悲しい出来事等が積み重ねられて制度が形作られてい…
朝日新聞の社説で、休眠預金を活用した地域福祉に関する取組としてちば子ども若者アフターケアネットワークを取り上げて頂きました。 僕たちが大事にしていること、目指したいことを的確にまとめていただき感謝です。 "人により抱える悩みやその深刻度はまち…
本日は子どもの虹情報研修センターで児童福祉司SV向け研修の初日講義を担当させて頂きました。テーマは権利擁護。 福祉職としてはまだまだ若輩者の自分が児童福祉司SVを務めるような方々に何をお話すればいいか正直戸惑いもありましたが、弁護士でもありソー…
北大路書房さんから11月20日に公認心理師向けの書籍が発刊されます。 僕は少年司法の分野の執筆担当させて頂きました。少年司法の制度や実務の概要と弁護士の視点からみた公認心理師との連携・協働のポイントや留意点等をまとめてみました。 ※執筆時期の関係…
社会的養育経験者へのアフターケアの実情。施設や事業毎の差異について着目して整理してみる。 大前提として実はそれぞれの施設や事業毎に昔からアフターケアのための取組自体は行われてきている。ただ、それがなかなか持続的・標準的なものにはなっていない…
子どものためと言って活動する人たちの場にはいつも子どもがいないことの気持ち悪さ。 子どもがいるのは頑張る子、可哀想な子、弱い子等な支援対象としてラベリングされた鳥籠の中。 その鳥籠の中に収まろうとしない子ども達は問題のある子扱いされるか、自…
子ども・若者からの相談の中でこの時期特に多いのが親や親族等を頼れず身寄りのない子ども・若者のアパート契約に関する相談です。ここ最近も同様の相談が立て続いていたので解説をしたいと思います。 ※子ども・若者:概ね16〜20代くらいを想定しています。 …
地元千葉県内の社会福祉系大学である淑徳大学の卒後教育と人間開発という授業で講義を担当させて頂きました。地元の福祉系大学で講義の機会をいただけて光栄です。 子ども若者支援領域でのソーシャルワーカーと弁護士が連携した実践例を参考にしつつ、弁護士…
数ヶ月前からインターネット上で私の過去のSNS上の投稿や業務上携わっている個別案件等に関連して、一部の対立する利害関係者や悪意ある人たちによって事実と異なる内容や不当な印象操作を図る情報がSNS上の投稿やWeb記事等により流布されています。 これに…
先月号に引き続き『こころの科学』220号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『みんなの苦しみと願い』。 子ども家庭福祉の最前線の現場で日々感じるモヤモヤをそのまま言葉にまとめてみました。支援の現場での理想と現実…
本日は日弁連人権大会シンポジウムにオンライン参加。 僕は子ども・若者分野が専門と思われがちですが、個人的には地域福祉やまちづくりの方が原点でありこれまでも専門的に取り組んできました。そんな僕にとっても非常に興味深いテーマでそうそれ、と何度頷…
よこはま地域福祉研究センターさん主催のフォーラム「子ども・若者の育ちと自立を支える」の基調講演を務めさせて頂きました。登壇者は会場集合型のイベントだったため久々の出張。出張を伴う講演・研修は1日仕事になるから負担も大きいけれど、足を運ぶ手…
本日は児童相談所主催の里親さんや地域の支援関係機関向けの勉強会で「こどもの巣立ち」をテーマにお話。 この勉強会自体もともと8月に予定していたものが緊急事態宣言の影響で延期に延期を重ね待望の開催となりました。そしてこのテーマでお話させていただ…
生活保護ケースワーク外部委託の問題について稲葉剛さんの論考です。 webronza.asahi.com 『どれだけお役所的で、動きが悪くてイライラしたとしても、「自分たちのほうがよっぽどうまくやれる」と思っても、「公的機関に仕事をさせる」というところは守らな…
社事大の「ステップファミリー」に関するリカレント特別講座を受講。 定型家族像を基準に良し悪しを判断されたり押し付けられてしまう当事者のしんどさや、そうは言ってもついつい定型家族像を望ましい形としたうえで支援を考えてしまうよねとか、養育支援者…