シンポジウム「10代後半の若者支援の諸問題〜児童虐待事例を通してみた福祉と医療のあり方〜」

千葉県児童虐待防止医療ネットワークという千葉県内の小児科、児童相談所、司法機関のネットワーク主催の研修会が来週末に開催されます。 今回のテーマは僕のライフワークでもあるアフターケアに関連した10代後半の若者支援と医療の関係について。 昨年度…

一時保護を経験した若者と職員さん達の再会と語りの会

仲間たちと密かに準備をしてきた児童相談所の一時保護所をより良い場所にするための会。その記念すべき第一回目が開催。 保護所の改善のため現場で尽力されてきた職員の方々の想いを聴く。そして実際にそうした保護所で生活をした経験のあるOB、OGの若者達の…

第73回“社会を明るくする運動”第14回大森西地区集会講演

三連休最終日は講演のおしごと。 大田区大森西地区での「社会を明るくする運動」の集会で「ヤングケアラー」をテーマにお話させていただきました。 三連休の中の完全対面開催にも関わらず300人近くの方が参加されていて大森西地区地域の皆さんのパワーを感じ…

千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク 第12回実務者ミーティング「女性支援を学ぶ、考える」

千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク 第12回実務者ミーティング「女性支援を学ぶ、考える」千葉県内で生活困窮者支援や女性支援に携わるソーシャルワーカーや弁護士が100人近く集まり学び合いました。基調講演は横田千代子さん(婦人保護施設いずみ…

【登壇】淑徳大学「弁護士とソーシャルワーカーの協働」

千葉の福祉系大学である淑徳大学で「ソーシャルワーカーと弁護士の協働」をテーマにお話させていただきました。 例年お話の機会を頂いていたのですが今年は前期後期それぞれ1回ずつお話の機会をいただけることになりました。 今回は総論的な内容も踏まえて…

子どものための支援機関、支援制度はたくさんあるけれど…

児相、市町村の家児相、児童家庭支援センター、SSW…と実は子どもを専門とした相談支援、ソーシャルワークを担う機関はたくさん存在しています。それぞれの役割も法律や指針では同じようなことが書いていていまいち違いもよくわからない。 ここに自治体独自の…

身寄りのない子ども・若者の就職の際の身元保証人問題について

若者支援をしていてこの時期にとても多い相談が一人暮らしのためのアパート契約の保証人問題、そして次に多いのが就職の際の身元保証人問題です。 就職の内定をもらい一安心と思ったら、就職のための書類に身元保証人として親や親族のサインをもらってくるよ…

就労継続支援A型事業所全国協議会 ミニセミナー「A型事業に特化した行列のできる虐待相談所」に参加してきました。

本日は障害者総合支援法上の就労継続支援A型事業所の全国協議会「全Aネット」さん主催のミニセミナーに登壇させて頂きました。A型事業所を運営していくうえで事業所職員と利用者さんとの関係で「これってもしかして虐待?」と思われる事例を、利用者さん、職…

独立型アドボカシーとして訪問アドボカシー活動をすればするほど感じるのは自分は親として自分のこどもの声をちゃんと聴けているのか不安になるという話

独立型アドボカシーとして訪問アドボカシー活動をすればするほど感じるのは自分は親として自分のこどもの声をちゃんと聴けているのだろうかという葛藤。 こどもが育ってきて色々と気持ちを表明してくれるようになったこともあり「今日もお仕事行くの?」「今…

【共著】「信仰から解放されない子どもたち」明石書店

横道誠先生の編著で明石書店から宗教虐待に関する書籍の案内が出版されます。 僕も専門職の立場から対談をさせていただきました。 僕自身は宗教虐待に専門特化した経験や知識がそこまであるわけではありませんが、社会的に見過ごされがちな困難を抱えた子ど…

【メディア掲載】福祉新聞「児童養護施設によるアフターケアの標準化 千葉県で模索」

昨年11月に千葉県児童福祉施設協議会、千葉県中核地域生活支援センター連絡協議会、ちば子ども若者ネットワーク共催で実施した社会的養護のアフターケア研修会について福祉新聞さんに記事にして頂きました。 施設、地域、行政それぞれの立場でのアフターケア…

【宣伝】「こどもの権利〜意見表明権、子どもアドボカシー」by千葉県学童保育研究集会

千葉県学童保育連絡協議会主催の研究集会の全体会記念講演を務めさせていただくことになりました。 テーマは昨今注目の「子どもアドボカシー」です。個人的には学童保育は家庭でも学校でもない第三の居場所として古くから子どもアドボカシーに根ざした実践が…

【研修講師】NPO法人チャイボラ研修会「あすなろサポートステーションの取り組みから考える アフターケアの連携と協働」

児童養護施設等の職員さん向けの支援活動をされているNPO法人チャイボラさんで昨年アフターケアをテーマとした研修を担当させていただきました。 この度その際の研修動画が公開されました。 あすなろサポートステーションでの実践からみたアフターケアにおけ…

【寄稿】『こころの科学』227号 こころの現場から〜一人ひとりの声を聴き伝えていく〜

連載させていただいている「こころの科学」のエッセイコーナー。今回の題目は『一人ひとりの声を聴き伝えていく』。最近なにかと話題の子どもアドボカシーのモヤモヤを綴ってみました。現在、ソーシャルワーカーや弁護士の立場、児童相談所等の公的支援の立…

【宣伝】研修会「アフターケアと債務整理〜児童福祉の支援者と法律職の連携」by弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会

今年度は社会的養護自立支援事業(アフターケア事業)所勤務の弁護士として社会的養護を経験した様々な若者の債務整理について地域の福祉職、法律職の方々と連携しながら取り組ませて頂いています。 18歳成人の影響か、はたまたキャッシュレス文化等の浸透に…

【宣伝】「子どもの声から…〜子どもアドボカシーの視点を学ぶ〜」by静岡県社会福祉士会

静岡県社会福祉士会主催の研修会で子どもアドボカシーについてお話させていただくことになりました。他県の社会福祉士会でも子どもアドボカシーについての勉強会の依頼を頂いたりしていて社会福祉士会内でも子どもアドボカシーについての機運が高まっている…

子どもの権利が思いやりや共感ではいけない理由

人権は思いやりではない。人権はむしろどんなに思いやれない相手であってもその人を人として尊ぶこと、その人の人権を否定しないということ。 そしてここいう人権には適正手続保障が含まれる。思いやれない悪いやつだから適正手続無視して何されても仕方ない…

若者支援や社会的養護のアフターケアで感じる偏見・差別意識

若者支援やアフターケア関係で記者さんや議員さんから取材やヒアリングを受けていて感じるのだけれど、世間的には支援が必要な若者は施設で生活をするという思い込みというか偏見が強い(地域で単身で生活するというイメージが薄い?)のではないか。 生活に…

「娘への手術、面会禁止された父親の同意なしは違法」という判決報道についての雑感

医療同意と親権、インフォームドコンセントに関して考えさせられる裁判例。前提として判決文等を見たわけでもないのでこの事案事態の解決としての妥当性等はなんともいえませんが、ただ、判決内容だけが独り歩きして医療実務に影響していくことを危惧します…

【研修講師】青少年対策大森西地区委員会研修会「ヤングケアラーについて知ろう!」

青少年対策大森西地区委員会の研修会で「ヤングケアラーについて知ろう!」というテーマにお話させて頂きました。対面のみの開催にも関わらず沢山の人にご参加いただけてこの問題への関心の高さと、取り組んでいきたいと考える委員の皆さんの熱意を感じまし…

子どもの権利は子どもも大人も幸せになるためのもの

某自治体で子どもの権利条例制定に向けて取組んでいる集まりにお呼び頂き、子どもの権利についてお話させて頂きました。こども基本法の制定等を受けて各地でこうした動きが活発化してくるのは嬉しいことです。子どもの権利の啓発や条例制定を考えるよりも前…

子どもアドボカシー講座<基礎>2022年

一般社団法人子どもの声からはじめようは、2022年12月17日(土)から1月15日(日)まで子どもアドボカシー講座<基礎>をオンラインで開講します。 子どもアドボカシーを研究・実践している研究者を迎え、子どもの声に耳を傾け、意見表明をサポートする子どもア…

豊島区の若者支援団体サンカクシャさんを訪問してきました

本日は豊島区で若者のための取組をされているサンカクシャの拠点事務所に初訪問。 代表の荒井さんとは元々知り合いで法人立ち上げの頃から色々お話する機会はあったものの肝心の拠点事務所に行く機会がなく本日が初訪問。若者心をくすぐる仕掛け満載なステキ…

グループスーパービジョンを受けてきました

認定社会福祉士取得要件でもあるGSVのため久々に母校の社会事業大学に通学。 社会福祉士、精神保健福祉士と弁護士のトリプルライセンスという変わった専門性なうえに、勤め先の福祉現場でもひとり専門職状態なためなかなか自分の実践を振り返りSVを受ける機…

【登壇】早稲田大学里親研究会「身近な大人が子どもの声を聴くってどういうこと?」

本日は早稲田大学里親研究会さんの定例会で子どもアドボカシーに関するお話の機会を頂きました。 今回は講演の半分は僕自身がどういったことを経験する中で現在の実践に至っているのか、その生い立ちや歩みについてもたっぷりお話してほしいというオーダーで…

【宣伝】千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク「ワケありの若者の就労支援を考えよう」

ちこネット(千葉県生活困窮者自立支援実務者ネットワーク)さん主催の勉強会で若者の就労支援についてお話することになりました。コロナ禍の中で生活困窮の現場では全国的に若者からの相談が急増したことが統計から明らかになっています。一方でこうした若…

【メディア掲載】日経新聞「児童養護施設巣立つ「ケアリーバー」 首都圏で支援広がる」

社会的養護経験者(ケアリーバーという呼び方はどうもしっくりこない…)への支援に関する日経新聞の記事です。 僕が相談員を務めている神奈川県の社会的養護自立支援事業所「あすなろサポートステーション」のことも紹介されています。最近引っ越したばかり…

【寄稿】『こころの科学』225号 こころの現場から〜“オタク”な趣味を通じて聴ける声〜

今回も『こころの科学』225号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『“オタク”な趣味を通じて聴ける声』。ここ数回は比較的重めなテーマも続いていたので今回はいつもよりはゆるめな内容。ラブライブとかモンスターハンター…

子どもの自由意思をどのように考えるべきだろう

子どものアドボカシーを考えるうえでそもそもの子どもの自由意思をどのように考えるべきかというのが僕がずっと持ち続けている問い。 これは子どもの本音じゃない。これは他者の影響を受けたものだ。これこそが子どもの純粋の意思だ。援助の現場ではそんなこ…

【推し事】『劇場版アイカツプラネット!』&『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY~』

プラネットも良かったのだけれどいちご世代としてはやはりアイカツ無印は別格。 やっぱりSoleilなんだよなぁ。 あの流れで最後にカレンダーガールはずるい…。 あんなん普通に泣くよ。 来春の新作上映が今から楽しみです。 #アイカツ10周年 #アイカツ最高 #何…