2021-01-01から1年間の記事一覧
立ち上げの頃から関わり続けているちばアフターケア勉強会でいつか絶対にやりたいと思っていたテーマが「非行をした少年」。少年院から出た子ども・若者のアフターケア。それが本日ようやく実現しました。 少年院を出た子ども・若者達だってアフターケアが必…
援助者の意向しか見えない支援会議では「子どもの意向は?」と問い、子どもの意向しか見えない支援会議では「援助者の意向は?」と問う日々。子どもの意向と援助者の意向、どちらも欠けちゃだめ。両方ちゃんと反映されている支援会議はとても活き活きとして…
専門職大学院の後期授業が開始。本日は『IPW』という多職種連携に関する授業。多職種連携はアフターケアや地域福祉に並んで昔から探求してきたテーマでもあります。 連携という言葉はあちこちでよく聞くワードですが、実際にはなかなかうまくいかないという…
機関や専門職、制度が本来的・標準的に担保している機能や役割と一部のスペシャルな実践の中で実現している機能や役割はちゃんと区別しておかないと怖いなぁと感じる。 いわゆる「困難ケース」(この呼び方は好きじゃないけどあえて使う)に多職種多機関連携…
オマエナニサマオレアニサマ。 久々の765AS出演ということで久々に夫婦でライブ参戦。アイマスPの妻も大変感極まっておりました。 というか約束でマスピはPじゃなくても泣くよ。夢を初めて願って今日までどの位経っただろう。 開催自体が危ぶまれる状況下、…
日本評論社さんの「こころの科学」という雑誌にエッセイを連載させていただくことになりました。 題目は『もがき続ける日常の中で』。 法律事務所、弁護士という立場で子どもや若者と関わることの強みと弱みのうち、主に弱みに関するモヤモヤを言葉にしてみ…
話題の生活保護に関する著名人の発言について発言をなされたご本人も謝罪を述べられているそうなので重ねて特に言及はしません。そのうえでいくつか思ったことを。 生活保護の意義を擁護するときに『生活保護を受けていても働いている人もいる』『それまで税…
本人の意向尊重で支援を進めているつもりでも微妙に本人が意図していることと違う形で支援が進められていて、本人も今更違うとは言えずにいるなんてことがある。本人の意向を尊重しようとしていてもこういうエラーが起きる難しさ。だから微妙なニュアンスの…
千葉県内の市町村議員の超党派ネットワークである「幹を強くする千の葉の会」さん主催で「一時保護施設の現状から、社会的養護の必要な子どもの環境と支援を考える」という勉強会が開催されました。 僕も参画している「いちほの会」も勉強会講師として参加。…
千葉県の社会的養育経験者のアフターケア標準化を目指すためのネットワーク事業がスタートしました。僕も発起人メンバーの1人として関わっています。 千葉県内の児童養護施設職業指導員の皆さんや千葉県が誇る総合相談の仕組である中核地域生活支援センター…
インターネット上の誹謗中傷と法規制等をテーマとした日弁連のシンポジウム。もともと関心あるテーマでしたが、自分自身もつい最近、誹謗中傷被害を経験したこともありより真に迫って考えさせられる内容でした。 現状、誹謗中傷被害を受けた側が多大な身体的…
現在、私が業務上携わっているフリースクール全国ネットワークについて言及したSNS上の投稿やそれらを基としたインターネット上の記事が出回っています。 そこでは実際の事実関係と異なるかあるいは重要な事実関係の説明や文脈を故意に省かれ不正確な形で説…
現在、私や私の関係する団体等に対して誹謗中傷や虚偽の情報、憶測に基づく非難、嫌がらせ等が多数行われており、私や関係団体の活動・運営に支障が生じています。 具体的には、以下のような行為が確認されています。 ・Twitter等のSNSやインターネット掲示…
今月は色々とドタバタしましたがそんな中で久々のイベント(オンライン)告知。 来週、神奈川県社会福祉士会でお話の機会を頂きました。 子ども周りのモヤモヤを約2時間お話します。 多分スッキリするよりもモヤモヤがより強まるようなジメーっとした感じの…
社会的養護経験者でモデルの田中れいかさんの運営する社会的養護専門YouTubeチャンネル「たすけあいch」でインタビューして頂きました。テーマは「社会的養護と弁護士の接点」。 youtu.be 社会的養護の子ども・若者がどういった場合に弁護士を頼ったほうがよ…
昨年のコロナ禍はプライベートにも仕事にも色々と悪影響を及ぼしたけれど、在宅ワークやオンラインでの行事がメインになったので必然的に家にいる時間が増えたことで子どもと一緒に過ごす時間がかなり確保できたのは良かった。 それがなく平日夜や週末に変わ…
6人での最後の舞台目に焼き付けました。 i☆Risらしい楽しいライブでした。 ずっちゃんお疲れさまでした。 Memorial…Color…。 いつまでもあると思うな推しのライブ。
久々の弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会の配信イベント。 テーマは法教育と学童保育。僕は学童保育における子どもアドボカシー実践という内容で話題提供させていただきました。 生活の中での日常的な子どもの意見表明と対話、合意、自己決定の支…
委員を務めさせて頂きました千葉県地域再犯防止推進モデル事業(法務省受託事業)の更生支援推進協議会が本日で最終日。 刑余者の社会復帰支援や司法福祉連携の必要性が説かれるようになり徐々にではありますがその理解も広がってきていると思います。ですが…
委員を務めさせて頂きました千葉県地域再犯防止推進モデル事業(法務省受託事業)の更生支援推進協議会が本日で最終日。 刑余者の社会復帰支援や司法福祉連携の必要性が説かれるようになり徐々にではありますがその理解も広がってきていると思います。ですが…
本日は児童相談所で里親さんや里親支援機関向けの勉強会。里親さんと児相と関係機関とでざっくばらんに語り合い、学び合いましょうという会です。 初回講師を務めさせていただきました。ソーシャルワーカーとして、弁護士として、人として…子どものために何…
">『声をあげるべき』という機運、同調圧力みたいなものがしんどい。声をあげられるのが優れているだとか正義であるなんてことはない。無理をしてまで声をあげなくてもいいというのが僕の考え。 ">声をあげられる人とあげられない人との間には相当の隔たりが…
児童養護施設施設長の刺殺事件から2年。 アフターケアに従事する立場としては直近で起きた野田の事件と同じくらい、あるいはそれ以上に衝撃を受けた事件。アフターケアとは何なのか、その本質やひとりの人にできることの限界について改めて考えさせられた。 …
ちば子ども虐待防止研究会のオンラインシンポジウム。50名以上の方にご参加頂き盛会のうちに終わりました。 今回の企画の狙いのひとつがケアワークの現場の声を直接届けることでした。 コロナ禍の中で医療や高齢者施設等の現場の過酷な現状が報じられ注目を…
立ち上げの頃からお手伝いさせて頂いている千葉県摂食障害研究会、今年はウェブ開催。 僕も指定討論者として若者支援や司法の立場からお話させていただきました。 摂食障害についての理解や支援はまだまだ圧倒的に不足しているので、こうした会を継続させて…
専門職大学院の今年度修了の研究生の方々の研究報告会だん。結局、今年度のカリキュラムはすべてオンラインで行われ一度もリアルに顔を合わせる機会がないまま今年度が終わろうとしているのはやはりどこか寂しい。 ソーシャルワーカー養成の大学院だからこそ…
『現代の子ども・若者たちが求めているものは何か』そんな内容の話をなぜ大人や支援者だけでしようとするのか。なぜメディアやイベント等に露出する著名な支援者や当事者にだけ聞こうとするのか。なぜ自分たちの身近な街の中にいる子ども・若者本人に直接聞…
弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会、久々のオンライン企画開催です。 今回のテーマは『オトナの公民』。いつもの勉強会とは少し趣向を凝らしてみました。 権利擁護とかアドボカシーとか色々言われるけれどそもそも『権利』とは?『人権』とは? ソ…
本日は神奈川県子ども自立生活支援センターさんで研修でした。 神奈川県子ども自立生活支援センターは乳児院、福祉型障害児入所施設、児童心理治療施設の3施設が一体となった首都圏でも珍しいタイプの専門施設です。 研修テーマは『子どもの最善の利益の謎…
ここ最近の研修、イベント等で『専門職が自身の当事者性を大事にできているか』というのが共通の話題になっている。 僕が以前所属していたとある団体では弱音を吐いたところ『弱音を吐いていてはいけない』と叱責されたことがある。それは精神論的な叱咤っだ…