フリースクール全国ネットワークに関連した誹謗中傷被害について

現在、私が業務上携わっているフリースクール全国ネットワークについて言及したSNS上の投稿やそれらを基としたインターネット上の記事が出回っています。

そこでは実際の事実関係と異なるかあるいは重要な事実関係の説明や文脈を故意に省かれ不正確な形で説明がなされている他、全くの別人に関する出来事をさも私が行ったものであるかのように混同させるような記載がされています。

これらの投稿や記事はいずれも事前に取材等の事実確認が一切されることなく作成されたており、一部の投稿や記事については意図的に事実関係を歪めて流布しようとする意図がうかがえ極めて不誠実かつ不当なものと言わざるを得ません。

これらの投稿や記事により現在、私や私の知人、関係先更には相談者等への誹謗中傷や業務妨害被害が生じています。中には命の危険が伴うような事態も生じており、現在警察等への被害届の提出等の対応を余儀なくされています。

まず私が関与していた検証委員会は東京シューレという団体で起きた性被害事件についての調査検証を目的に東京シューレが設置した検証委員会とは別組織です。東京シューレ事件に関する検証委員会の弁護士は私ではなく別人です。

私は東京シューレとも当該検証委員会とも関係していませんし、東京シューレ事件の被害者とも一切面識はありません。ネット上ではこの検証委員会と東京シューレ事件に関する検証委員会と混同し誤った事実認識を前提とした投稿、記事等が見受けられますのでご注意ください。

また、私が法的措置の警告を発したのは上記の案件とは全く異なる案件についてのやりとりです。なお、事の発端となった誹謗中傷投稿をされていた方からは既に謝罪を頂いており当事者間で解決済であるため、詳細の説明は控えさせていただきます。

これらの事柄についてはいずれも守秘義務にかかる内容でもあるため正確な事実関係等の詳細につきましてはフリースクール全国ネットワークのHPをご参照ください。

 

freeschoolnetwork.jp

どのような意図でこうした事実と異なる投稿や記事を広めようとしたのかについては想像の域を出ませんが、いかなる目的であろうとデマや事実誤認、印象操作等を用いてまで目的を実現しようとするのは誤ったやり方であり正当化されるものではありません。

そして、そうした独善的な行動により現実に多くの方の誤解を招き、それによりたくさんの方々を傷つける結果になってしまったことについては深く反省して頂きたいと思います。

また、こうした誹謗中傷等は、自身が発するものはもちろん、他人の投稿等を拡散することも、民事上・刑事上の責任を問われる可能性があります。インターネット上の情報を鵜呑みにして、自身の投稿等が他人を傷つける結果につながることがないよう十分にご留意ください。

 

2021年10月19日追記

本件に関して千葉県弁護士会業務妨害対策委員会においても悪質な業務妨害案件として正式に対応して頂く形になりました。

https://kiwi250r.hatenablog.com/entry/2021/10/19/000000