シンポジウム「10代後半の若者支援の諸問題〜児童虐待事例を通してみた福祉と医療のあり方〜」

千葉県児童虐待防止医療ネットワークという千葉県内の小児科、児童相談所、司法機関のネットワーク主催の研修会が来週末に開催されます。

今回のテーマは僕のライフワークでもあるアフターケアに関連した10代後半の若者支援と医療の関係について。

昨年度の虐待防止学会の発表でも話題にあがっていたように医者において児童の専門家と大人の専門化はそれぞれいるものの、この10代後半から20代の若者年代を専門とする医者は非常に限られるという問題があります。

10代前半から関わっている小児科医が関わり続けようとしても本人の加齢に伴い大人の医療の問題が出てくると専門性の切れ目が生じてくるし、社会的養護の若者のようにライフステージの変化で転居となると通い続けてもらうことも難しくなる。

かといって大人の専門の医師がこの年代の児童虐待等の影響やその他思春期のややこしい育ちや発達の問題が入り混じった若者をどこまで丁寧に診ていけるかという問題も。

この年代で医療、特に精神医療を必要とする若者と関わる支援者が医療機関につなぎたいと思ったときに福祉と医療、場合によっては司法をも巻き込んだ形で悩みが生じます。

僕がソーシャルワークや多職種協働に本格的に興味を持ち始めたのもそうした医療と福祉と司法の狭間で苦しむ若者と出会ったことがきっかけでもあります。

今回の研修会ではそんな若者支援あるあるな事案にたいして何ができるかをそれぞれの登壇者の立場から考えます。僕もアフターケアの立場からできること、できないこと、やらざるを得ないこと等をお話したいと思っています。

医療関係者向けの研修会ですが関係する福祉や司法機関等の支援者の方もよろしければ是非ご参加いただき一緒に悩み考えてみませんか。