三連休最終日は講演のおしごと。
大田区大森西地区での「社会を明るくする運動」の集会で「ヤングケアラー」をテーマにお話させていただきました。
三連休の中の完全対面開催にも関わらず300人近くの方が参加されていて大森西地区地域の皆さんのパワーを感じました。
少年非行とヤングケアラーに関しては一見縁遠いようにみえて実は密接に関連しているようにも思います。
僕が付添人活動を経験した中にも家庭で家事手伝い等を一生懸命していてハンディを持った親やきょうだいの世話をよくしていた良い子という評判の少年は少なからずいました。
少年事件の枠組みではそうした側面は少年のストレングスとして評価されがちだけれど、ヤングケアラーという視点で捉え直してみるとそうした中で苦しんできた少年のSOSが少年非行という形で現れていたのかもしれない。
大人たちのメガネ、物差しを変えてみる。そしてイマドキの子ども・若者の文化やツールにあわせて声を聴いていけたら。
そんなお話をさせていただきました。