2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

それでも公的機関、公助が果たす役割とは

生活保護ケースワーク外部委託の問題について稲葉剛さんの論考です。 webronza.asahi.com 『どれだけお役所的で、動きが悪くてイライラしたとしても、「自分たちのほうがよっぽどうまくやれる」と思っても、「公的機関に仕事をさせる」というところは守らな…

ステップファミリーの支援について考える

社事大の「ステップファミリー」に関するリカレント特別講座を受講。 定型家族像を基準に良し悪しを判断されたり押し付けられてしまう当事者のしんどさや、そうは言ってもついつい定型家族像を望ましい形としたうえで支援を考えてしまうよねとか、養育支援者…

ちばアフターケア勉強会『非行をした少年たちから学ぶこと』

立ち上げの頃から関わり続けているちばアフターケア勉強会でいつか絶対にやりたいと思っていたテーマが「非行をした少年」。少年院から出た子ども・若者のアフターケア。それが本日ようやく実現しました。 少年院を出た子ども・若者達だってアフターケアが必…

子どもの意向…支援者の意向…

援助者の意向しか見えない支援会議では「子どもの意向は?」と問い、子どもの意向しか見えない支援会議では「援助者の意向は?」と問う日々。子どもの意向と援助者の意向、どちらも欠けちゃだめ。両方ちゃんと反映されている支援会議はとても活き活きとして…

スーパーマンと多職種連携

専門職大学院の後期授業が開始。本日は『IPW』という多職種連携に関する授業。多職種連携はアフターケアや地域福祉に並んで昔から探求してきたテーマでもあります。 連携という言葉はあちこちでよく聞くワードですが、実際にはなかなかうまくいかないという…

福祉のスペシャルな実践へのモヤモヤ

機関や専門職、制度が本来的・標準的に担保している機能や役割と一部のスペシャルな実践の中で実現している機能や役割はちゃんと区別しておかないと怖いなぁと感じる。 いわゆる「困難ケース」(この呼び方は好きじゃないけどあえて使う)に多職種多機関連携…