尊敬する社会活動家である稲葉剛さんの投稿。社会運動団体内で発生する性暴力やハラスメント被害やそれについて社会運動団体内で関係者が沈黙してしまう現状に警鐘を鳴らす内容で大変共感します。
対外的には良いことをしているとされる社会運動団体内で、ハラスメント被害が繰り返されていて、かつそうした被害に異議を唱えても仲間内でかばいあいをして問題を矮小化させ、果ては被害者側の落ち度等が強調されて被害者への二次加害につながるようなことが平然と行われる。
自分たちは正しいことをしている信念が批判の声を遠ざけ、批判がされにくい構造をつくり自浄作用も働きにくくなる。昔からあったことかもしれないけれど、特にここ数年はそうした実情を何度も目の当たりにしてきた。
実は弁護士会も例外ではなく、会内でもこうした事態が引き起こされていたりもします。それもそれなりの要職の立場にあるような人によって。こうした状況には危機感を抱いていて変えていかなければいけないと思います。
現在、複数人の弁護士達と共に会に対して異議を唱えてアクションしているのですが会としては残念ながら曖昧な対応にとどまりなかなか改善も見込めそうもない状況です。いずれは対外的に事実を明らかにして問いていかないといけないかなとも思いました。