専門職大学院1年目のカリキュラムを終えて

専門職大学院の今年度修了の研究生の方々の研究報告会だん。結局、今年度のカリキュラムはすべてオンラインで行われ一度もリアルに顔を合わせる機会がないまま今年度が終わろうとしているのはやはりどこか寂しい。

ソーシャルワーカー養成の大学院だからこそ、同じ志を持った同期生のつながりがとても大事だと思うのだけれどそのつながりを深める機会が持てなかったのは残念。まぁ、これから各地域に会いにいく楽しみができたと考えればいいかな。

1年の総括として凸凹だった福祉に関する知識やソーシャルワークの理論、その他ミクロ・メゾ・マクロなソーシャルワーク実践に必要な知見やマインド的なものがかなり身についたように思う。

そしてなにより今まで自分の中でモヤモヤに留まっていた事柄の言語化がこの1年で急速に促されたように思う。そうして語る力を得たことでまた僕自身が今の現場でひとりのソーシャルワーカーとして何が求められているのかもだいぶ見えてきたかな。

そしてなによりこんなことで悩んでいるのは自分くらいなのかと思っていたのが、同じ悩みを抱えている仲間がたくさんいることがわかり、つながりが増えたのがなにより有り難いことです。

『福祉なめんなよ』というのが僕が専門職大学院で学ぶ原動力であり実践研究テーマの中核でもあるのですが、このフレーズが同期をはじめゼミの先生方にも共感頂き流行ったのが個人的に嬉しいポイント。

僕は残り1年ありますが、ただでさえ思考があちこちに拡散しそうになるので1年後の到達点として何を目指すかはそろそろ考えていかないとなぁ。