【研修講師】里親さん向け勉強会「こどもの巣立ち〜それまでとそれから〜」

本日は児童相談所主催の里親さんや地域の支援関係機関向けの勉強会で「こどもの巣立ち」をテーマにお話。

この勉強会自体もともと8月に予定していたものが緊急事態宣言の影響で延期に延期を重ね待望の開催となりました。そしてこのテーマでお話させていただくのも僕にとっては待望でした。

弁護士になる以前は学童保育というケアの現場で長年働いてきて何度もこども巣立ちに立ち会ってきた。そして弁護士登録して社会的養護に携わるようになってからライフワークとして取り組み続けてきているアフターケア。

普段は法律とか裁判の話をすること多いけれど僕が一番話したかったのはアフターケアを通じて感じたことを改めてケアの現場の方々に届けること。今回ようやくその機会を頂けました。

社会的養護の子どもである以上いつか必ずやってくる巣立ちのとき。そのときまでにケアに携わる養育者やその他支援者は何ができるか、何をすべきか。援助者主体の自立助長ではない。テクニカルでスペシャルな自立支援でもない。そこで求められているのは普通のインケアの関わり。

いつまでもつながり続けたい、支援し続けたいという思いも抱くけれどそれにも限界がある。つながり続けるためにももっとつなげていかないといけない。自分だけでなんでもやろうとしてはいけない。存在としてあり続けるそれだけでも他には出来ない大事な役割だから。そんなお話でした。

テキストのアニメ風の画像のようです

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