【研修講師】東京都特別区児童相談所児童福祉司スーパーバイザー向け研修

本日は東京都及び特別区の児童相談所児童福祉司スーパーバイザー向け研修の講師のおしごと。
講師陣の皆様が錚々たる顔ぶれで身が引き締まる思いでしたが、僕のポジショニングだからこそできるお話をさせて頂きました。
そもそもの人権擁護というお話から始めつつ、福祉と司法の違い、ケースワークや手続き上での違和、混ざり合う中でやっていくしかないことやそもそもの社会資源等の絶対的不足の中で何をしていけるか等をお話しました。
先日の専門里親研修の中でも取り扱った演習テーマ「子どもに対して人権や子どもの権利についてわかりやすく説明する」。なかなか難しいテーマだと思いましたが、参加された福祉司SVの方から「子どもと一緒に考える」という答えが出てきたのが素敵だなと思いました。
もうひとつ最近研修で大事にしている演習テーマ「ルールについて考える」実は法律以外にもいろいろなルールが存在していて、一見不合理なようにみえてもそこには歴史や願いが詰められていたり、逆に合理的なルールにみえてもそれが実態にそぐわなくなってきていることを感じ始めていたり。
そんなルールについての演習が予想以上に盛り上がりました。ルールの根拠を意識すること、そしてルールの多くが自分たちで変えていけるものであるという意識に繋がっていけば良いなと思います。
ありがたいことに年明けには地元、千葉県での子どもの権利擁護の研修のご依頼も頂いています。今日の研修結果等も踏まえてブラッシュアップしていきたいです。
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テキストの画像のようです
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