【宣伝】ゆでたまごガイドブック企画!第3弾 若者支援から考える「法律」の大切さ~大人も若者も自分自身を守るために~

社会的養護経験者向けのガイドブック制作活動をされている「ゆでたまご」さんの記念イベントでお話します。 テーマは法律。インプットとしてただ法律知識をお話するというよりも自分のより豊かな生活を送っていくために法律を武器として盾としてうまく使いこ…

児童相談所等の職場環境で長時間労働等が常態化し過酷な環境になっている問題について

元児童相談所職員が職場環境改善を求めて千葉県を提訴した件の報道に関しての感想。 「長時間労働でうつ、退職」元児相職員が千葉県を提訴 「定員3倍の子ども抱え昼休憩取れず」 | 千葉日報オンライン なぜ福祉職がこどもの声を聴くことができなくなってい…

フリースクール全国ネットワーク全国調査実施について

フリースクール全国ネットワークで20年ぶりのフリースクール全国調査を実施することになりました。 freeschoolnetwork.jp フリースクールは法令等による設置基準がなく、誰でもフリースクールを名乗れば設置することができます。最近はコロナ禍の影響など…

【研修講師】東京都特別区職員研修所児童相談所関連研修「社会的養護」

本日は東京都特別区児相や子ども家庭支援センター職員さん向けの研修講師として社会的養護と地域福祉のお話をさせていただきました。 社会的養護というと児童養護施設や里親家庭といったスペシャルニーズの子どものためのスペシャルな支援領域のことを想定さ…

【宣伝】「ヤングケアラーについて知ろう」講演会

今週末に山口県宇部市で開催されるヤングケアラーに関する講演会でお話します。 昨今、注目されるようになったヤングケアラーとはそもそも何なのか、ヤングケアラーについて取り組むことの意義や留意点等について僕自身の当事者経験、専門職としての経験等も…

「自分はその領域について専門性がないからやれない」という言葉へのモヤモヤ

「自分はその領域について専門性がないからやれない」 しばしばソーシャルワーカーや弁護士等の権利擁護の専門職から聴く言葉。 良く言えば専門性への真摯さ謙虚さの現れと言えるかもしれないけれど、悪く言えば専門性を言い訳にして線を引き他人事にしよう…

【寄稿】『こころの科学』224号 こころの現場から〜性風俗で働く人たちの声を聴く〜

今回も『こころの科学』224号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『性風俗で働く人たちの声を聴く』。 性風俗で働く人向けの相談支援の取組である「風テラス」やその他アフターケア、若者支援等を通じて性風俗で働く人た…

【宣伝】しんどいって言えない〜当事者のわたしとあなたとだれかをつなぐ〜

7月10日にオンラインイベント開催します。 「しんどいって言えない」と感じたことはありますか?相談していいよ、って言われるけど。SOSを出してね、って言われるけど。言葉にできないし、自分の気持ちもよくわからない。しんどいって言っても、何も変わらな…

【宣伝】「子どもアドボカシーを学ぼう」bySWと子どもの権利条約勉強会

東京都を中心に活動されているSWと子どもの権利条約勉強会の定例会で「子どもアドボカシー」についてお話させて頂くことになりました。 昨今、なにかと話題であり今国会でも法案が審議されている「子どもアドボカシー」。 そもそもの子どもアドボカシーの意…

【寄稿】『こころの科学』223号 こころの現場から〜自己破産と生きがいと〜

今回も『こころの科学』223号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『自己破産と生きがいと』。 弁護士としてもソーシャルワーカーとしてもよく接する相談のひとつが借金に関する相談。そしてそうした借金問題を解消する方…

『弁護士が受けた100万回の殺害予告ー突然訪れる危機を回避する方法ー』を受講しました

ネットを悪用した業務妨害被害を受けた弁護士の唐澤先生と不当大量懲戒請求被害の北先生が講師の弁護士ドットコムセミナーを受講しました。 kiwi250r.hatenablog.com 昨年同じく業務妨害被害を受けた身としては共感する内容ばかりであり、また自分自身の被害…

社会運動団体内での性暴力やハラスメント問題等について

尊敬する社会活動家である稲葉剛さんの投稿。社会運動団体内で発生する性暴力やハラスメント被害やそれについて社会運動団体内で関係者が沈黙してしまう現状に警鐘を鳴らす内容で大変共感します。 inabatsuyoshi.net 対外的には良いことをしているとされる社…

千葉県弁護士会『こども家庭庁」の名称を、「こども庁」に戻すことを強く求める緊急声明』について

被虐待当事者の風間暁さん達と取り組んでいるこども庁の名称変更問題に関して、千葉県弁護士会からもこども庁の名称に戻すことを求める声明が発出されました。 実際に風間さん達と一緒に取り組んでいて切に感じますが子どものためにあげられた当事者の声はと…

里親委託された子どもの2割が不調を原因に解除とされている問題に関して(補足)

先日投稿した里親不調に関する記事について。引用元の報道記事についてもうひとつ引っかかったところがあたので補足です。 kiwi250r.hatenablog.com "虐待で傷つき、不安定になる子どもが多いことなどが背景にあるとみられる" こうした背景も確かにあると思…

【勉強会】神奈川県弁護士会 社会的養護アフターケアに関する勉強会

本日は神奈川県弁護士会の勉強会にお呼ばれされて、神奈川県のアフターケア事業所であるあすなろサポートステーション所長の福本さんと一緒に登壇。 現在、神奈川県、千葉県(&千葉市)の社会的養護自立支援事業受託のアフターケア事業所の相談員弁護士とし…

里親委託された子どもの2割が不調を原因に解除とされている問題に関して

これも難しい問題。明るみになっているもので2割。一般家庭同様潜在化しやすいことを考えれば潜在的にはもっとあると見られる。 アフターケア現場で接する若者の中には里親家庭でつらい経験をしていて、かつ閉鎖的環境ゆえに相談もできず耐え続けてきたとい…

【クラウドファンディング】「社会的養護のアフターケア」のハンドブックを作り、全国の支援者と分かち合いたい!

役員を務めているアフターケア事業全国ネットワーク「えんじゅ」のクラウドファンディングをはじめます。 全国のアフターケア事業所が積み上げてきた実践のノウハウをハンドブックにまとめました。少しでもたくさんの人に届けられるように、是非応援してくだ…

専門職大学院での実践研究報告会を終えて

専門職大学院での最終実践研究報告会終了。これで大学院での行事は修了式を除いてすべて終了となります。 コロナ禍の影響で結局キャンパスに通ったのは一度だけだったりして、本来なら対面での濃密な時間が過ごせなかったのは心残りですがそれでもとても学び…

【研修講師】静岡県社会福祉協議会「福祉的支援を必要とする人への経済的支援」

先日は静岡県社会福祉協議会主催で生活困窮者支援をされているソーシャルワーカーを対象とした債務整理とソーシャルワークをテーマにセミナー講師を務めさせて頂きました。 債務整理とソーシャルワークは「弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会」とし…

【研修講師】千葉県児童福祉施設等基幹的職員研修「子どもの権利擁護について考える」

本日は千葉県内の児童養護施設等の基幹的職員(スーパーバイザー)研修の講師を務めさせて頂きました。研修のテーマは「子どもの権利擁護について考える」。 新しい社会的養育ビジョン等に前後して家庭養育や家庭的養育の重要性がうたわれるようになりました…

【寄稿】『こころの科学』222号 こころの現場から〜非行少年たちの行く末に思いを馳せる〜

今回も『こころの科学』222号の『こころの現場から』にエッセイを寄稿させて頂きました。今回の題目は『非行少年たちの行く末に思いを馳せる』。 弁護士としての子どもの権利擁護に関する取組のひとつとして少年事件の付添人活動があります。そんな付添人活…

【宣伝】NPO法人チャイボラ主催 社会的養護施設職員向け研修会『アフターケアの連携と協働』

社会的養護の施設職員向けのサポート活動をされているNPO法人チャイボラさんの研修会のご案内です。 私の所属先のひとつである神奈川県社会的養護自立支援事業所のあすなろサポートステーションの立場で所長の福本さん、守屋さんと一緒に登壇します。 僕から…

弁護士が受けた100万回の殺害予告ー突然訪れる危機を回避する方法ー

弁護士ドットコムのセミナー。ネットを悪用した業務妨害被害を受けた弁護士の唐澤先生と不当大量懲戒請求被害の北先生が講師。昨年同じく業務妨害被害を受けた身としては他人事とは思えない内容なので即効申込みをしました。 弁護士は業務の性質上、事件の相…

【宣伝】弁護士とソーシャルワーカーの協働事例〜ミクロからマクロへ〜 by弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会

弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会のオンライン勉強会のお知らせです。 今回は、子ども家庭福祉領域で活躍されている弁護士、ソーシャルワーカーをお呼びしてオンラインでの勉強会を開催させていただきます。 ミクロレベルの実践協働からメゾレベ…

児童福祉法の支援対象「18歳上限」撤廃のニュースについてのモヤモヤ

先日も投稿した児童福祉法の支援対象18歳上限撤廃に関する報道について。 僕としても朗報だしあまり水を指すようなことは言いたくなかったけれど、その一方で世の中の盛り上がり方を見ていてどこか引っかかるというかモヤモヤを感じる部分も残る。 18歳以降…

児童福祉法の支援対象「18歳上限」撤廃のニュースについての雑感

児童福祉法上の支援の上限年齢が撤廃される方針というニュース。 年齢で区切ることなく継続支援の必要性で考えてほしいというのは、これまでにも多くの社会的養育経験者が指摘されてきたことであり、 私もアフターケアの立場からロビイング等で繰り返しお伝…

ハフポスト掲載 『こども庁』への名称変更に関する署名活動等について

友人の風間暁さん達と進めている「こども庁」の名称変更に関する署名運動についてハフポストで記事に取り上げて頂きました。 www.huffingtonpost.jp 風間さんをはじめこども時代にあるいは現在進行系で親として様々な「家庭」を経験してきた当事者の声が紹介…

【研修講師】千葉市里親認定前研修「子どもの権利擁護」

先日は千葉市の里親さんの認定前研修で「子どもの権利擁護」に関する講義を担当させて頂きました。 僕が「子どもの権利擁護」についての講演や研修を行うときに必ず心がけていることがあります。 それは、まず同じ人間が人間扱いされていないのが当たり前で…

【研修講師】千葉県社会福祉士会&千葉県弁護士会共催「刑事司法ソーシャルワーク」研修

本日は千葉県社会福祉士会と千葉県弁護士会共催の「刑事司法ソーシャルワーク」研修の講師を務めさせて頂きました。 今回は「司法側が社会福祉士に期待すること」というテーマでお話。正直、僕が司法側を代表するようなポジショニングで語ってよいのかという…

若者の語りをお手伝いする

東京都某区の子ども家庭福祉に携わる行政職員さん向け研修会に登壇。ただし、今回の主役は若者で僕は若者の付き人兼アドボケイト役。僕も日頃、研修会等で若者の声を代弁してきたけれど、若者本人が自ら言葉にする語りには到底及ばない。横でその語りを聞き…