【研修講師】千葉県社会福祉士会&千葉県弁護士会共催「刑事司法ソーシャルワーク」研修

本日は千葉県社会福祉士会と千葉県弁護士会共催の「刑事司法ソーシャルワーク」研修の講師を務めさせて頂きました。
今回は「司法側が社会福祉士に期待すること」というテーマでお話。正直、僕が司法側を代表するようなポジショニングで語ってよいのかという気もしますが、両方の側を行き来しているからこそ感じることをお話させて頂きました。
刑事司法における福祉と司法の連携した実践自体が注目されるようになり既に10年以上経過してきましたが、より良い協働を目指していくためにはそれぞれの強み、弱みをより意識していくことが必要ではないかと思います。
そんな問題意識から弁護士はこういうところが苦手、社会福祉士であればこういう役割分担やフォローアップができるのではというお話をさせて頂きました。
また、どうしても刑事司法の領域での実践は司法の構造や力関係に引きずられて「福祉の司法化」現象が起こりやすいです。そうならないようにするためにも、改めて社会福祉士、ソーシャルワーカーの強みや役割や実践の価値を言語化して司法側に伝えられるようにしていく必要があるのではないか。
実際、再犯防止のための実践ではないとわかっていても、福祉の価値が軽んじられやすい司法の枠組の中で迷いをや悩みを感じられている方は少なくないと思います。研修終了後に早速、そうした悩みの整理になったという感想を頂けて嬉しいです。

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