児童福祉と障害者福祉の狭間を支援するモヤモヤ

児童福祉と障害者福祉の狭間についてあれこれ考えさせられる今日このごろ。
制度としてはうまく設計できているようだけれど、医療モデル寄りの措置を主とする制度と社会モデル寄りの契約を主とする制度の違いは大きくてこの違いが実務では様々な切れ目やズレを生じさせがち。
なかなか本人のペースでの自己決定を保障することも難しく健常者としての就労自立(あるいは進学)か障害福祉かという極端な2択を迫られがちでそのどちらでもない選択はなかなか許容されにくい。
僕が関わる若者の中にはこの狭間をいったりきたりしていることが少なくない。その生きづらさが生まれ持ったものなのか、後天的に持つようになったものなのか、なんらかの疾患に基づくものなのかもわからない中、若者たちはそこで理想と現実の中で日日葛藤する。
そんな若者たちと関わる中で僕自身、障害の有無ってなんなのだろうと考えさせられる。障害があるかないかでこうも分断させられる設計の世の中をもっと生きやすいものにしていきたい。