『千葉県福祉の10年を語る会』に参加してきました

今日はこちらの研修会に参加。

私が弁護士登録をして千葉県で仕事をするようになったのが2011年の12月。この頃には「健康福祉千葉方式」の千葉宣言がなされてから既に10年近くの月日が流れ千葉県独自事業である中核地域生活支援センターを始め様々な福祉の制度が設立、運用されていました。

日々の業務の中でもこうした千葉県の福祉には助けられています。今回、こうして千葉の福祉の歩みをじっくりお話聞くことができてよかったです。

総合相談、暮らしの場所、共生型ケア、医療と福祉と千葉の福祉の歩みや現在の課題。それらを踏まえてこれからの千葉の地域福祉をどのように形作っていくか。今ある福祉制度も決して当たり前のものではないし、新しい福祉制度ができてもそれに甘んじていてはいけない。

産業構造等が大きく揺れ動いていく中で今後の福祉の可能性、創造性をいかに引き出していくのか。登壇者の方々のお話がどれもとても示唆的でありまたとても勇気付けられました。

今回あまり児童福祉関係の人の参加が少なかったのが残念だけれど裏を返して言えばこの千葉方式の流れの中にいかにして児童福祉を位置づけ巻き込んでいくのか、社会的養育ビジョンとか色々言われているけれど、いかに千葉方式としてボトムアップで根付かせていくか。千葉の福祉職の1人として自分が目指すべきミッションも見えてきた気がします。

こんなステキな機会を企画していただいた渋沢さんや横山さんをはじめ千葉の福祉を築かれてきた諸先輩方に感謝です。まだ千葉の福祉職としては駆け出しですがこれからの10年一緒に頑張っていきたいと思いますのでよろしくおねがいします。

写真の説明はありません。