本日は障害者総合支援法上の就労継続支援A型事業所の全国協議会「全Aネット」さん主催のミニセミナーに登壇させて頂きました。
A型事業所を運営していくうえで事業所職員と利用者さんとの関係で「これってもしかして虐待？」と思われる事例を、利用者さん、職員さん、それぞれ意見を出し合い、更に弁護士としてコメントをするという企画です。
私も日頃顧問先の事業所からよく相談を受けるようなあるある事例でしたがいずれも判断には悩ましいものばかり。
また職員さんや利用者さんの意見も様々で、そういう視点、考え方もあるのかとコメンテーターの僕自身、学びになることがたくさんありました。
A型事業所は雇用契約に基づく雇用関係と福祉事業所としての福祉の援助関係という性質の異なる関係性が併存していて、法律的にも簡単には割り切れない難しさが色々詰まっています。
そうした中でそれでも虐待を防ぎより良い支援をしていけるようにするために、こうして利用者さんや職員さんが共同して一緒に考える企画って素敵だなと思いました。
児童福祉領域でもこうした企画をやれないかな〜。
