【宣伝】おおたTSネット拡大定例会「いまどきの若者たちのいきどころ」

いつも行く先々でお世話になっている志村さんからのオファーで2月末のおおたTSネット拡大定例会でお話させて頂くことになりました。
題目は『いまどきの若者たちのいきどころ〜子ども・若者の権利擁護を再考する〜』。
僕が日頃、色々な切り口、立場で色々な子ども・若者と関わっていて感じるモヤモヤ。そこで出会う子ども・若者達とそんな子ども・若者達をとりまく様々な『支援』とのズレ。
『貧困や虐待等の困難な状況にある子ども・若者達のために』というようなことはよく言われるけれど、そうして支援者中心に行われていることと、子ども・若者達のニーズがズレてはいないか。それだけの機運が高まっているにも関わらず支援の構造からも排除されるような子ども・若者も依然として存在するけれどどういうこと。断らない相談とか伴走型支援とか地域共生社会とか障害福祉や貧困支援の領域を中心に色々理想は言われているけれど、それと子ども・若者支援はどこまでリンクした議論ができてるの、そこから既に分断は生じていない?。
専門職は皆、権利擁護の必要性を口にするけれど、本当に子ども・若者のためになっているのかな。そもそも子ども・若者にとっての権利擁護とは何か、何を目指しているのかをきちんと問い直すことも必要ではないか。最近はアドボカシーが半ばブームのような盛り上がりをみせてるけれど、これもどこか大人を中心として言葉が独り歩きしていてズレたものになってはいないか、アドボカシーってそんな簡単なものだっけという疑問も尽きない。
この講演会ではそんなモヤモヤをいつもよりも本音交じりにお話ししつつ、そんなモヤモヤを会場の皆さんとも共有しながら一緒に考える場にできたらと思っています。
子ども・若者との関わりに興味関心のある方からあまりない方まで色々な人と一緒に考えたい是非ご参加ください。