千葉の社会的養護アフターケア事業所CANS主催のアフターケアに関する勉強会に参加。
児童養護施設や自立援助ホームでのインケアやアフターケアのための取組や実情について勉強。施設退所後に仕事や家を失うなどして窮地に立たされることがないように、そして何かあったときにSOSをキャッチできるようにするためにインケアの段階で何を目指しどのような関わりができるのか各施設ごとの工夫や苦労には頭が下がります。
一方で18歳以降の事柄は児童福祉だけで抱えきれる問題ではないし、もっと言えば福祉の枠組だけでどうにかできる問題でもなく制度の溝を埋めるために地域社会全体で何ができるかを考えていかなければいけない。
ただ弱いものとして守ろうとするのだけではなく自立に向けて歩みを進めるひとりの大人として何を伝え何を残していけるのか。
先日のセックスワークサミットでお話しした非行少年や性風俗で働く女性などの狭間の問題とも重なってくる。少年院と児童福祉、地域の狭間の問題にもつながってくる。引き続き狭間を埋めるために色々やっていこう。