精神保健福祉士福祉施設実習

精神保健福祉士の福祉施設実習を終えました。
実習先の法人や指導担当者が地域でも長年この分野で取り組まれてきた方々だったこともあり短い期間ながらとても充実した実習でした。もう日々気づきとアイデンティティの揺らぎによる迷いの連続。自己決定権の尊重とパターナリズム・保護的思考との間でかなり悩まされました。
実習を通じての一番の感想は精神障害者の方やその支援のあり方へのイメージが良い意味で変わりました。精神障害者の方に対して自分でも無意識のうちに勝手な偏見やネガティヴなイメージを抱いてしまっていたのかな。
児童福祉の分野とも実はかなり連続性がある領域であることもわかりました。実際、現在も私が継続的に関わっている児童のケースは精神保健領域の問題が関係してきていますし。しかし、現状、この二つの領域をまたいだ取組はまだまだ未成熟。今後はここをつなぐ取組もしていきたいな。
思い返せば社会福祉士の実習のときは、ワーカーとしてというよりもまずロイヤーとしての自分を自己覚知する機会でした。そしてそれを踏まえた今回の実習でようやくワーカーとしての自分を自己覚知して高めていく足がかりを得ることができたと思います。
来月からは医療機関での実習も始まるので引き続きより良い支援を目指して研鑽に努めたいと思います。