子どもに関わる多職種ミーティング vol3

弁護士とソーシャルワーカーの協働を考える会主催の勉強会スピンオフ企画『子どもに関わる多職種ミーティング』。

いじめ、児童虐待、不登校、非行…と子どもに関するに関わる職種、領域も非常に多様化していて同じ子どもに関わっているのに意外に隣接した職種や領域の問題についてよく知らなかったりします。

このミーティングではそれぞれ異なる職種や領域で子どもと関わっている(ちょっと変人な)専門職、支援者をごちゃまぜに集めて自由に語り合い相互理解を深めることを目的としたものです。

今回も弁護士、ソーシャルワーカー、心理士、医師、若者支援、アフターケア、ライターと様々な立ち場の方にご参加頂きました。

最初の自己紹介以降は特にテーマも決めずその場の関心のトピックを自由に語り合ってもらうのですが今回は、

知的障害を持った子ども・若者への意思決定支援・意思代行支援の問題

『児童福祉』の限界、アフターケアと虞犯少年、半グレの若者達との継続的な関わりの難しさ

その人自身の根っこの安心安全の保障と他者との関わりの中での居場所感の保障、本人の主体性を育む何もしない支援の重要性

ネットワークビジネスのコミュニティや昨今のNPO事情との関連性、ソーシャルグッドを目指す若者の意識の変化

資本主義的な評価では測れない価値について世の中の理解を深めていくにはどうすればよいのか、そもそも支援者の中でもそうした価値を共通認識にしていくためには

綺麗すぎる支援者ばかりの弊害。変な大人、ダメな大人として関わることの意義、20〜30年後どのような社会になっているか、自分たちはどうなっているか

とミクロな子ども・若者支援の話題からNPO業界や資本主義社会全体への疑問を投げかけるような内容にまで発展したのが面白かったです。予想以上に議論が盛り上がり予定時間を1時間以上過ぎて終電ギリギリまで語り合いました。

また今回はスペシャルゲストとしてグラフィックレコーダーの上園海さんにもご参加頂き会のグラレコをしていただきました。議論の経過がとてもわかりやすくまとまっていて素敵なお土産になりました。

今後も同様のミーティングを継続開催していく予定です。子どもに関わる仕事をしていて、我こそは変人ですという方いましたらお誘いしますのでお声掛けください。

写真の説明はありません。写真の説明はありません。

写真の説明はありません。

写真の説明はありません。

写真の説明はありません。