千葉県の自立援助ホーム研修会に参加してきました

今日は千葉県の自立援助ホーム研修会に参加してきました。

千葉県内でもここ数年で自立援助ホームが急増しました。子どもや若者の選択肢としての社会資源が増えることはとても有り難いことです。

一方で対象となる子ども・若者たちのニーズの変化や自立援助ホームに関連した制度周りの拡充を受けて自立援助ホームの支援もまた多様化、変容してきているように感じます。

今回の研修ではそんな情勢も踏まえて改めて自立援助ホームのコアな意義や自立援助ホームにおける自立支援とは何かということを日頃の実践や悩みなどを交えながら現場の職員の方々が語り合いました。

同じ自立援助ホームでも事情は様々で各ホーム毎の実情にあわせた形でルールを定め実践をされていて、そのどれが正しくてどれが間違っているとかいう話ではなく子ども・若者ひとりひとりの事情に応じて多様な支援が求められているのだなと感じました。

一方で各ホーム事情は異なっていても共通するものもあり職員さんはみなさん予算や法的基盤が脆弱な中でも子どもや若者と向き合い、色々と生じるトラブルに振り回され葛藤しながらもより良い支援を目指して試行錯誤しながら日々関わられているということがよくわかりました。

ケースワークやアフターケアの立場としてどのような形で連携していけるのか、そこにはどのような課題があるのか、そして千葉の実情にあったアフターケアモデルをどのように構築していくか、今後も千葉の自立援助ホームのみなさんと一緒に考えていければと思います。