一般社団法人ホワイトハンズの坂爪 真吾さんプロデュースの性風俗デリヘル嬢へのアウトリーチ相談事業「風テラス」。
以前から間接的にその活動には関わらせて頂いていましたが、今月から事業の拡大、新展開ということで私も相談員として正式に加わることになりました。
相方の相談員はソーシャルワーカーとしての経験も豊富な聖学院大学の木下 大生先生。私自身は資格は取ったもののソーシャルワーカーとしては福祉方面の知識も技術もまだまだ半人前なので大変心強いです。
風テラスの実施状況についてはこれまでも浦崎先生や及川さんからお話を聞いていた通り、実際の相談内容自体は私が普段の業務で接する相談内容と大差はないものの、相談者をめぐる状況や背景事情には現代社会の歪みが見え隠れするようにも思いました。
相談者の背景に見え隠れする課題や問題構造は非行少年や社会的擁護出身者支援、触法障害者支援とも共通していて連続性があるもののように思います。ここでのアウトリーチ実践の経験を日々の実践にも活かすと共にソーシャルアクションにもつなげていきたいですね。
今後の展開として性産業で働くセックスワーカーの方々のニーズについて更に理解を深めリーチしていくための新しい取組を行うことになり、今から楽しみです。
